エクステリアのおすすめ素材
諏訪鉄平石
当社は地元原産の諏訪鉄平石をエクステリアにお勧めしております。
色合いが灰~暗灰色ですので和のアクセントとしても、洋風なエクステリアの石貼りとしてもお使いいただけますのでスロープや玄関周りの階段、通路の飛び石、塀の小端積みになど取り入れてみてはいかがでしょうか?
諏訪鉄平石とは?
諏訪鉄平石として知られる安山岩は、霧ヶ峰高原南西麓の諏訪市福沢山や唐沢山地域に分布する、カンラン石複輝石安山岩(霧ヶ峰第Ⅰ期下部火山岩類)です。霧ヶ峰火山群は、白樺湖から美ヶ原へ至るビーナスラインの通る車山・鷲ヶ峰・和田峠などの山々を作る岩石です。車山は霧ヶ峰火山群の最末期に噴出してできたもので、山頂南側の急崖は爆裂火口といわれます。和田峠付近には流紋岩や黒曜石の溶岩が分布し、石器時代から縄文時代にかけての石器の原産地として重要な役割を果たしました。この黒曜石の噴出年代は星ヶ塔のものが 130-140万年前、和田峠のものは約85万年前と測定されています。
諏訪鉄平石は灰~青灰色の色調をもつ複輝石安山岩で、斜長石や輝石の斑晶が目立ちます。表面(節理面)の色調は灰~褐~暗灰色を呈します。